子育て防災

お湯のない状況でミルクをどうするか?―使い捨て哺乳瓶と液体ミルク

地震などで電気、ガス、水道が止まってしまったら、小さなお子さんにミルクをどのようにしてあげますか?いつも粉ミルクをあげている家庭では、お湯が用意できない状況になると困ってしまいます。

そんな時に役に立つのが、使い捨て哺乳瓶です。この「chu-bo」は、消毒済みで開封すればそのまま使用することができます。
ジャバラ式になっていて、コンパクトに携帯できます。

月齢に合わせて吸い出す量を3段階に調節できる工夫がされているのも特徴です。Amazonのレビューをみると、吸い口が少し長くて吸ってくれなかったなどの感想もあるので、自分のお子さんに合うかどうか1度は試しておきましょう。

常温保存できる液体ミルクも一緒に準備しておけば、水や熱源を一切使わずにミルクをあげることができます。

液体ミルクは、2018年8月にようやく国内での製造販売が認められました。紙パックの江崎グリコ「アイクレオ」は常温で6カ月、缶の明治「ほほえみらくらくミルク」は1年間保存できます。
普段から外出時にも使う方は軽い紙パックのものをローリングストックで、災害時用として備えておく方は1年もつ缶タイプがいいかもしれません。
これもお子さんの口に合うかどうかの方が大事ですね。

母乳をあげている方も多いと思いますが、避難所などで人目を避けるところが見つけられない場合、ポンチョ型のレインコートがあれば目隠しとして使えて便利です。

雨よけはもちろん、防寒・防塵に、着替え時の目隠しになどに活用できるので、災害時のことも考えてレインコートは透けないポンチョ型を選ぶことをオススメします。

日常使いを考えると4個入りで912円(Amazon)と少し割高に感じますが、キャンプの時や車での長距離移動時などでも役に立ちますし、災害時の備えとして液体ミルクと一緒にストックしておいてください。

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